しへき専門病棟
新潟県立精神医療センターにおける、しへき医療の概要
○病院概要
住所:新潟県長岡市寿2-4-1
病院開設:昭和30年11月1日
診療科目:精神科(しへき、児童青年期)、神経科、内科、歯科
病床数:400床(一般精神 320床、しへき 40床、児童青年 40床)
○H19年度の主な活動
・H19年3月10日 しへきセミナー
主催 当院しへき病棟
・ 講演 「アルコール依存症を含むしへき関連の治療と回復」 当院 加藤医師
「アルコール依存症者の脳とこころ」 当院 古谷野医師
・ 自助グループからのメッセージ
断酒会
AA
NA
・グループディスカッション
当院 医師、臨床心理士、PSW、しへき病棟看護師
*当院講堂にて開催され、福祉事務所職員や保健師、行政の相談担当の職員、当事者の方々など110名の参加がありました。
・H19年6月2日 市民こころの健康講座
主催 当院
共催 長岡市
一部 「ストレスとうつ」 当院 細木医師
「アルコール依存症について」 当院 加藤医師
二部 個別相談会 当院 PSW
*長岡市立中央図書館において開催され、一部では109名の参加がありました。二部では7名の事前申し込みがあり、そのうち6名の方の相談を受けました。
・H19年6月30日 市民健康講座
主催 当院、県立十日町病院
共催 十日町市
・講演 「アルコールの身体への影響」 県立十日町病院 塚田医師
「アルコールのこころへの影響」 当院 加藤医師
・当事者体験発表
・個別相談会 当院 PSW、しへき病棟看護師
*十日町情報館において開催され、70名の参加がありました。
・H19年11月17日 市民こころの健康講座
主催 当院
共催 三条市
一部 「うつ病について知ろう」 当院 前田医師
「お酒とのつきあい方」 当院 古谷野医師
二部 個別相談会 当院 PSW、しへき病棟看護師
*三条市地域振興局2階会議室において開催され、99名の参加がありました。
他に「精神医療センター通信」(院外報)でしへき病棟看護師が作成したアルコール依存症についての内容を掲載し、市役所などに配布しました。アルコール依存症という病気はまだまだ知名度が低く、病気だと気づかない家族、本人がたくさんいます。少しでも多くの方がこの病気を正しく知り、当事者や家族が回復へつながることを願って日々援助しています。今後もこのような活動に積極的に参加していきたいと思います。
当院の施設をいくつかご紹介します。
当院はH14年4月に全面改築され、新潟県立精神医療センター(旧悠久荘)という名称で新たなスタートを切りました。新病院は、「やすらぎ」「ふれあい」「明るさ」「快適性」「多様性」という言葉をキーワードとして空間づくりを行いました。
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新潟県立精神医療センターにおける、嗜癖(しへき)医療の概要 |